2007年9月24日月曜日

hinkaku…?

新総裁が福田さんに決まったみたいですね。日本では安倍首相の辞め方についてきっと色々と論じられていることでしょう。

日本人は他人から、特に外国人からどう見られているか気にしがちだといわれています、残念ながら私もその一人です。そこで総裁選前日の土曜にアメリカの新聞を買って読んでみました。

ロサンゼルスタイムズ紙の世界のニュースの要約

"In Japan, a debate about dignity

A prime minister who quits and a sumo star in hiding are each said to be lacking hinkaku, or dignity. The cultural value has long been venerated in Japan, but the consept is in the spotlight at the moment, because some believe that the Japanese people are losing it."---Los Angeles Times Sept.22



日本の首相が朝青龍と並べられ"品格"を論じられていました。個人的には朝青龍の相撲は好きなのですが、今回の相撲協会との揉め事はとても見習うべきものではないのは明らかです。そんな一人のモンゴル人力士と日本の首相を並べて品格の欠如を示唆してあります。

また"品格"という言葉が流行した背景をこう論じています
「日本人の伝統的価値観に対する渇望が"国家の品格"、"女性の品格"などの売り上げを後押ししている」

そこまで伝統的価値観に対して重きを置いているでしょうか?ただそれらの本によって、自分たちのルーツに気づかされただけであり、まだ伝統的価値観という段階ではないと思います。私も何度が伝統文化、特に俳句の勉強をしようと思いたって二・三年経ちますが、まだ自分の中でそれほど重要でないのでなかなか手についてないのでしょう。

ところで、安倍さんの辞め方が日本社会全体を象徴しているのは確かでしょう。「朝青龍する(責任を取らない)」という言葉も流行っているとか。このように妙な個人主義を取り入れつつ、根底は「美しい国」や「武士道」が示すように保守化傾向にあります。
 「美しい国」のコンセプトに賛同した人が多いとはとても思えませんが、それを掲げる人を首相に担ぎ上げたのは事実です。保守化傾向も伝統回帰と捉えれば長所・短所ともにあると思います、ただ妙な個人主義が表層にある現状とは両立しないでしょう。政治のことがわからないなりに感じるのは、少し間違っていても一つの方向にみんなで進んでみるのは重要であると。

二度と子供のような辞め方をする首相が選ばれないことを祈ります。

さて長くなったので、最後にUCSDの誇るガイゼル図書館の写真。


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