2008年2月7日木曜日

ボルツマン

ボルツマンは天才だ。
(オーストリアの理論物理学者、量子論に基づき統計力学の発展に貢献。統計力学の教科書では、ボルツマン定数kなるものが出てこないページを数えるほうがだいぶ早い)

そう実感するのは学部レベルに出てくる彼の導いた二つの超基本的な式が、かなり直観を超えている、想像に難いアイディアである。それにもかかわらず、そこから導かれる内容は見事に古典物理と一致するし、正しいといえる。

二つの式の一つは
統計力学的エントロピーの定義 (古典的にはΔS=ΔQ/T)
S=k・logω

もうひとつはエネルギーεの確率を与えるボルツマン因子
P(ε)=exp[-ε/kT]/Z


こういう衝撃的な式に出会うとき物理が楽しいと思う、別にウキウキするわけじゃないが、じわじわと感慨が伝わってくる。世界を理解したような錯覚をもたらしてくれる

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