2009年1月1日木曜日

2008年総括

謹賀新年。

mixiではくだらない初夢のことばっかり書いてたので、こちらでは少し真面目に昨年を振り返ります。


まず、半年はアメリカに居たわけですが、それを周りにも自分にも感じさせないほどの変化でした。よく仙台の友達には、「ほら~、去年流行ったやろ?」とか言われて、「あ、トビは去年アメリカおったんやったね」という風に続くこともしばしばです。


人間的に成長したか?

二十歳の年、つまり2006年から2007年にかけての期間が最も精神的に成長した期間だったと思います。それに較べると、留学してたとはいえ、大きな刺激はなかったと言えます。

しかし、交通事故や失恋がきっかけとなって、人間に対する見方が少し広がって、アメリカで過ごしたのは面白かったです。それまでは、あくまで内省的で、他人には興味が薄いほうでした。それが、事故なんかに遭うと周囲の人のやさしさが骨身に染みり、もっと人に対して貢献しようと思うようになりました。

この話は2008年じゃないので置いといて、つまり、こういうことがきっかけで他人の懐にもう少し歩み寄ろうとするようになったわけです。いろんな人の話を聞こうという体制ができてから留学して、外国人はもちろん、物理なんかやっててはなかなか会わない、同世代の文系の日本人大学生との交流は実りがありました。

そういうこともあって、この一年で友達・知り合いが増えました。アメリカつながりだけじゃなく、仙台でもですね。


大真面目にアメリカに留学して最も良かったことは、端的に、「テレビを見なくなり、読書量が増えた」ことです。

つまり、生活を変えるきっかけになったということです。贅沢なことかもしれませんが、留学の目的・成果なんて百人十色だから、僕は僕らしくて良いんです。

テレビをはじめとして、バイト、サークル、服や家財など物質的なものをそぎ落とし、最小限の生活をアメリカでして、仙台に戻りました。留学で得た成果というのは、3年まで実家の生活リズムを継承して一人暮らしをしていたのに対し、生活のあらゆるものをリセットして、アメリカで最小限のもので拠点を形成し、無駄の少ない生活を送れたということです。

無駄がない生活の中で、勉学をはじめとした、やりたいことに集中できました。これは、友達と居て楽しいような時間とは異質の、充実した時間でした。

これを仙台にそのまま持ち帰りました。また一人暮らしなので、究極にコンパクトに生きようと。
必要最小限のスペースに、必要なものだけ。立地のいい場所に住み、通学や買い物・外食にかかる時間を減らして、自分の時間を作る。これは見事に成功しました。

テレビを見なくなったということは、何となく過ごす時間が大幅に減ったことを意味します。そして如何にテレビという媒体を情報源に頼っていたかを痛感します。そして、新しい情報源を、日本語媒体で探すとそれは新聞や本といった活字媒体になったわけです。ニュース性が欲しいときは、もちろん新聞を読み、思考に揺さぶりをかけたいときは、本を読む。

当たり前ですが、同じ時間をテレビにかけるより読書にかけるほうが情報が濃密です。したがって、僕の生活も前より格段に濃密になったことを実感しています。


こういった状況で、夏場の大学院入試に向けた勉強は、かつてないほどの集中力を継続して発揮できました。2ヶ月ほどの期間でしたが、仙台の夏場の涼しさも後押しして、今のところ人生で一番勉強した時期でした。こういった幸運がなければ、試験も突破できなかったかもしれません。

今でも、基本的に自分のやりたいことばかりやっています。生活の無駄がない回転率を、院試のときが100%だとしたら、今も80%ぐらいは維持しています。


ちょっと文章が散漫になっていますが、つまり生活の質が変わったのです。必要最小限でやりくりするようになり、やりたいことばかりやれる。そこで、付き合いが悪くなるかと思いきや、良くなりました。

なぜか。それは、集中している時間が続くのはいいけど、その反動で、思いっきり抜く時間も必要になってきました。また、自分の時間をそこそこ作れるようになったので、色んな誘いに乗っかれるようになりました。

今までは、そこの境界線が曖昧だったと思います。

飲みにも比較的行く様になりました。ラグビーのつながりから派生して、仙台の社会人の人にはよく飲みに誘ってもらい、良い関係を続けさせてもらっています。

もちろんアメリカでも友人との繋がりも、貴重です。東北大のつながりもそう。


話は戻って、人間的に成長したか?

自分の気づかない内面に気づいたりはしましたが、成長はぼちぼちでしょう。それより取り巻く環境が変わり、人間関係が豊富になりました。つまり、基盤が整ってきたので、将来の成長に今年以降、期待します。

一方で、今年のもう一つの大きな成果として、学問的な成長があります。アメリカでの留学期間に続けて、日本での院試勉強期間、激しく勉強し、仲間と議論を重ねました。議論というのは僕の中で最重要要素であり、座学では得られない相互作用があります。

以前は知識の積み重ねだけで、良い点は取れても本質的な理解には迫っていないような閉塞感がありました。しかし、仲間との議論やある程度集中して広範に勉強したことで、今まで点だったものが線で繋がっていく感覚を得ました。

これは言いようもない快感でした。たいしたことをやってないんだけれども、本質に迫っているような感覚、次々に湧き上がる疑問など、これらは大きな学問的成長だと実感しました。

こういった感覚が、これから最も厳しい道の一つに進むことに対し、少しながら自信を与えてくれました。


研究室の仲間には恵まれたと思います。大学には自分の机があるから、半分くらいはそこで勉強します。そこで談笑していると、冗談交じりに物理の話に飛んで、たまには科学哲学的な話まで派生します。ご飯を一緒に食べてても、話題が尽きません。

また物理の疑問を持ち寄り、一つのホワイトボードで夜遅くまで議論こともしばしばありました。これらは最高の知的ゲームだと思います。対話により、効率的に物事が進み、頭の回転が速くなるのを実感しました。


教授陣も申し分ないし、同世代と議論するのも楽しいから、仙台での生活が残り少ないのはもったいないです。しかし、自分で選んだ道なので、それは良い繋がりとして維持し、新しい繋がりを開拓していこうと思います。


かなりあっちこっち行きましたが総括して、昨年は

「生活の再構築、人と人の相互作用」

な一年でした

6 件のコメント:

Mizu さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
みずき さんのコメント...

あ、さっきの投稿はみずきですー。
って言われずともわかるかなw

Mizu さんのコメント...

あれ、なんかよくわからずいじってたら消えちゃったーあはは!
とゆうわけでもっかい同じの書くわ~


なんかめっちゃまとまってるね~。
つい先ほど似たようなテーマでブログを書こうとしたにもかかわらず、出来事と写真の羅列に終わって結局去年がなんだったのかよくわかってない私の浅はかな内容とは大違い。。。

お互い得たもの感じたものは全然違うけど、でもとびーにとって実りある一年になったみたいだねぇ。よかったねぇ。

文系しかいないちっちゃい大学で育った私にとっても理系のとびーとの出会いは新鮮な、そして自分の視野を広げてくれるものとなったと思います。
本年もどうぞよろしくお願いします^^

みずき

Tobiokande さんのコメント...

みずき、一人で三つもコメント残しよって!
てか、いつも文章の構成とかを褒めるよね~。おれのは推敲せず適当に書いてるけど・・

みずきのキャラはなかなか得がたいので、こちらも良い出会いだったよ。視野は別に広がらんかったけどね。

こちらこそ今年もよろしく。

なつこ さんのコメント...

なんかすでにみずきにすべてを持ってかれた感はあるけど今更コメント。
初投稿だよー!

で、去年は大変お世話になりました。
とびちゃんが留学で得たものはほんまにとびちゃんらしいなー。良い意味で。
あたしもテレビは全く見なくなったよ。
ニュースは新聞、本たっぷり、いい生活よね。
今年もよろしくお願いします。

あ、カメラは買ったかしら??

Tobiokande さんのコメント...

ほんとに読んでたのか!?

去年はどうも、というかお世話してないけどね。。
得たものはねー、俺らしいというか、他の人には参考にならないというか・・
とにかく本のある生活は良いね、最高だよ。ただ視力の低下だけが問題だな

カメラはいま市場調査中、nikonのcoolpix s210、s52とcanonのixy degital 10あたりを検討してる。どれも手ごろだし。何かアドバイスあったら教えてくれ。