2009年1月5日月曜日

ゲバラの映画

チェ・ゲバラは僕の最も尊敬する人物の一人です。

最近、キューバ革命50周年を記念してゲバラに関する映画が作られたみたいです。その宣伝に関して


一般的には彼は絵に描いたような英雄で、少し血の気の多い男子なら誰でも好きでしょう。しかし実際は高すぎる理想主義のために現実と相容れないこともしばしばありました。実際、その理想のために盟友カストロとすら別れることになったのですから。

ゲバラの偉大な点、それは高い理想を掲げるだけでなく、本気でそれを実現させようとする行動力。さらにそのためには地位、名誉、はたまた家族をさえも投げ打ち、自分を極限まで律する高潔な精神にあると思います。

革命のため、そして自分の育ちのよさから来る逆コンプレックスのため、彼は常に「抵抗する側」・「支配される側」に身をおき、大国や独裁者と闘ってきました。

前置きが長くなりましたが、つまり、彼は金儲けの対極に居るような人なのです。それはマザーテレサのように慈善的でなく、あくまで戦う姿勢で資本主義に向かっていました。


ところがどっこい。最近のゲバラの映画配給の広告を見ていると、商業色丸出しじゃないですか?さすがに大手ハリウッドの映画会社が製作しているわけではなさそうなんですが、ゲバラを安っぽいヒーローに仕立て、冷え込んだ外国映画を盛り上げようというのでしょうか。

僕の感覚として、こういったプロモーションは彼の生き方と対極だと思うのです。もしかすると映画が良く出来てて、彼の生き様が再び一般に浸透するのかもしれません。しかし、やはりゲバラの映画となると、いつの間にか劇場公開され、DVD化されてミニシアターコーナーで徐々に人気に火がつく、といった方がしっくりきますね。「モーターサイクルダイヤリーズ」はそういう意味ですごく良かった。

ま、こうやって注目を集めてるわけだし、ぶーぶー言いながらも一年ぶりくらいに劇場に足を運んでみます。
感想は如何に・・

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