2012年2月17日金曜日

5年ぶりのアメリカ、visiting scholarや税金について

Facebookは最近activeなのにブログに投稿しないのはエディターが書きにくいのが1つの理由だったんですが、だいぶ改善されている!!


さて、現在、学生ともポスドクとも微妙に違う立場でアメリカに来ています。場所はカリフォルニア州のUCバークレーです。ここに至るまで事務的なことを結構こなしたので、残しておくことは何かの役に立つと思って書きます。


今回は東北大からサンディエゴに留学したときと違い、VISAの種類はJ-1というやつで身分がShort-time Scholarです。ちなみに、昔はExchange Studentでした。

そして、UCバークレーでの身分は少し呼称が変わって、Visiting Student Researcherというものです。これは日本ではほぼ馴染みがないですが、アメリカの大学では結構普通に認識されています。とくに、研究で短期滞在する学生はみんなこの身分にあたりでしょう。

 正規学生との違いは、フルに学費を払っている正規学生ほどサービスが受けられないことぐらいです。例えば、学生は周辺の公共交通機関やジムが無料に使えるが、僕は有料っていうぐらいで、ほかは今のところ何も違わないです。

ビザの面接についてなど、書き始めるとキリがないのですが、アメリカで給料をもらうことについても少しコメント。


僕は指導教官から月千ドル程度のStipend(日本語では~奨学金?)を受け取っています。アメリカでお金を受け取る場合、必ずSocial Security Number(通称SSN)というものが必要となります。なぜなら、これは納税者番号も兼ねているからです。
 SSNは家を借りたり、クレジットカードを作ったり、重要な場面で必ず提示を求められます。しかし、911のテロ以来、アメリカでは無給の留学生・外国人には簡単に発行しなくなりました。ただ、給料をもらう外国人は税金の問題があるのですんなり申請できます。

さて、アメリカの税金は日本のように天引きではなく会社が年末調整などしないので、個人で複雑なシステムに立ち向かいます。自由度がある分、節税の余地があるものの、税金はアメリカ人のnightmareの一つだとIPMUのポスドクが言っていました。実際、体験するとけっこうややこしいです。
 ここでのポイントは、”日本人”がアメリカで税金を払う際には、数年間免税措置が受けられるという特典があります!これは日米間の、「日米租税条約」に基づくもので、税金の二重支払い回避を主目的とします。アメリカの所得税はたぶん日本より高いので、お得です。これを適用するにもSSNが必要なんですが、僕は申請して2週間たってもSNN受け取ってないので、まだどうなるかわかりません。
 
免税期間は、およそ2年みたいです。これ以降は、日本国籍でもアメリカ居住民として認識され課税されます。ファーストポスドクには嬉しい特典ですね。


(後記)
税金についてですが、どうも免税措置が怪しくなってきました。というのも、どう考えても自分は租税条約に該当するのに、こっちのオンライン納税者管理システムではどうやっても免税処置に該当しませんと出てきます。何度も問い合わせ(文句)をしてるのですが、どうやら難しい気がします。それでも収入のトータルが低いので、年度末にそれなりに返ってくるとは思いますが、非常に気持ちわるいです。


ここでの教訓は、J-1のポスドクが免税の恩恵を授かっていても、J-1のvisiting scholarが免税されるとは限らないわけです。これは収入の種類にも強く依存しますが、何がダメで何ならOKなのかは今のところ不明です。

3 件のコメント:

Taka さんのコメント...

はじめまして。
ブログ楽しく拝見させて頂いております。
サンフランシスコでJ1ポスドクをしています。
税金について、自分も同じような境遇で、オンラインシステムで日米租税条約に基づく免税措置に該当しないと出てしまいます。どうも過去にF1ビザで語学留学をした所為のようですが、Tobiokande様はこの件でその後進展がありましたか?

Tobiokande さんのコメント...

Takaさん、どうもはじめまして。
私はかなり大学の担当部局とやりあいましたが、結局免税措置の対象にはなりませんでした。2007年に約一年間サンディエゴに交換留学していたのが原因かと思ったのですが、どうも違うようで、単にJ-1のVisiting Scholarというの身分が対象外になるようです。租税条約の対象外の理由にはなっていませんが、システム上はそのようでした。

同じ研究グループにいる日本人ポスドク(J1)は免税になっているようです。彼はポスドク以前にビザありで渡米したことはないはずです。

Taka さんのコメント...

どうもありがとうございます。大変参考になります。
自分の場合はJ1 research scholarですが、ともかく掛け合ってみるつもりです。
ブログの更新、今後も楽しみにしております。